ブノワ・ペールのバックハンド強打

ブノワ・ペールのバックハンド強打:錦織圭いわく、プロの中でもトップ5に入るほどバックハンドストロークがうまいのが、このブノワ・ペール。錦織との全米オープンではマッチポイントを凌いで勝利した。体の使い方がうまく、非常にしなやか。力を入れている以上にボールにスピードが出ており、安定性が高い。必要以上にリストを使わない。スイングスピードを急激にあげようとせず、ゆったりとしたフォームから徐々にスイングスピードを加速させて、無理のないショットを打っている。

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ドミニク・ティエムのバックハンド強打

ドミニク・ティエムのバックハンド強打:ティエムはドフラットでバックハンドを打つことが多い。安定してボールを入れにいくときは、スピンをかけて打つよりもスライスを使う。当たりが非常に厚く、振り抜きが非常に大きい。スイングスピードはトッププロのなかでもかなり速い方で、いつでもエースを奪える攻撃力を持っている。近年はバックハンドのアンフォーストエラーが少なく、弱点が少ない選手になってきている。得意なのはバックハンドストロークのダウンザライン。

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アレクサンダー・ズベレフのバックハンド強打

アレクサンダー・ズベレフのバックハンド強打:全体的に脱力しており、ラケットのしなりや反発力を十分に生かした、やわらかいフォームのズベレフ。力む要素が全くなく、自然体でボールをコントロールして強打している。しっかりとステップインして打っており、体重移動を意識してフォワードスイングを行っている。ボールに押し負けることなく、ボールを狙った方向にしっかりと押し出している。スタンスを広くしているところは、一般のアマチュアも見習いたい。フォロースルーでラケットが大きく前に振り出されている点も特徴的。

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ボルナ・チョリッチのバックハンド強打

ボルナ・チョリッチのバックハンド強打:走りながらも軸足でしっかりと踏ん張って強打した例。インパクト前後のラケット面の動きが非常に安定しており、下半身を十分に使って返球し、ディフェンスしている。コートカバーリングが非常によく、カウンターも得意で、フットワークの技術力が高い。左右に振られても、軸がぶれず、顔の位置が動かず、バランス能力が高い。
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テイラー・フリッツのバックハンドアプローチ

テイラー・フリッツのバックハンドアプローチ:フリッツのバックハンドの一番の特徴といえば、フォロースルーで顔を残している点である。最後までインパクトの地点を見続けている。スイング中、力が抜けており、タッチが非常に柔かい。面を合わせるのが非常にうまく、カウンターが得意。アプローチショットでは、左足を右足の後ろにクロスさせながら打つことで、かなり前に踏み込みながらも横向きを保って打つことができている。

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カイル・エドモンドのバックハンド強打

カイル・エドモンドのバックハンド強打:オーソドックスなバックハンドを持つエドモンドは、ストローク戦でハードヒット中心のプレースタイルである。バックハンドのテイクバックは、腕を伸ばし気味にしてストレートに引く。左手を中心にしたバックハンドで、左手のフォアハンドストロークのようなフォームが特徴的である。

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ヒャン・チョン(Hyeon Chung)のバックハンド強打

ヒャン・チョンのバックハンド強打:テイクバックが非常にコンパクトなので、早いタミングのラリーに適している。フォロースルーで左腕をネット方向に大きく伸ばしており、ボールにかなりスピードを与えている。踏み込んだ右足のつま先を横に向けているので、体の開きを抑えつつ、安定した強打を可能にしている。

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トーマス・ベルッチのバックハンド強打

トーマス・ベルッチのバックハンド強打:低いボールをオープンスタンスで返球した例。テイクバックで両膝をしっかりと曲げており、軸足である左足にしっかりとタメをつくってスイングしている。バックハンドをオープンスタンスで打つ場合、右足は上体のバランスを保つために使う。スイングのパワーは、左足の使い方がキーポイントになる。普段のスイングで右足をよく使ってスイングする人は、オープンスタンスが苦手な人が多い。バックハンドのオープンスタンスを身につけると、ライジングやリターンでも強打できるようになる。

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