ドミニク・ティエムのフォアハンド強打:ティエムのフォアハンドの特徴は大きいテイクバック。テイクバックは大きいが、振り遅れることなくインパクトしている。筋力があるため、しっかりと前に振り抜くことができている。体の開きはそれほど大きくなく、インパクト前後のスイングだけ見るとオーソドックスな形をしている。インパクトでボールがガットにめり込んでおり、非常にがっしりとボールをホールドしており、ボールを正確にコントロールすることができている。
<参考動画>
ヒャン・チョンのフォアハンド強打:ラケットの反発力を生かして、腕をムチのようにしならせて、柔かいインパクトで打った例。フォロースルーが大きく、見た目以上にスピードが出ている。テイクバックでラケット面をバックフェンスに向けながらラケットを引くのもポイントで、スイングスピードを上げても、ラケット面がブレない工夫が見られる。
Wikipediaへ:鄭 現(チョン・ヒャン、정현, 英語表記:Chung Hyeon, 1996年5月19日 – )