レッスン一覧

読むだけで上達できる、テニス初心者向けスマートフォン用サイトです。テニス暦(習熟度%)を参考にレッスンを選びましょう。動画と連続写真で例題を示したのち、テーマに沿った連続写真が並びます。

テニス歴1年
10%
A1 フォアハンドの基本を学ぼう
A2 膝を使って打とう
A3 低いボールの打ち方を学ぼう
A4 高いボールの打ち方を学ぼう
A5 体重移動を学ぼう
A6 ラケットの軌道を学ぼう

テニス歴3年
50%
B1 肩の入れ替えを意識しよう
B2 フォアハンドのトップスピンを学ぼう
 B3 低いボールの打ち方を学ぼう(2)
 B4 高いボールの打ち方を学ぼう(2)
 B5 逆クロスに打とう
  B6 オープンスタンス

テニス歴5年
65%
C1 フォアハンドのライジングを覚えよう
 C2 オープンスタンス(2)
 C3 ショートクロスを覚えう
 C4 リターンをマスターしよう
  C5 浅いボールの強打を学ぼう

テニス歴10年
85%
 D1 パッシングショットを学ぼう
 D2 ヘビートップスピンを覚えよう
 D3 ランニングショットを学ぼう

A1 フォアハンドの基本を学ぼう

動画と連続写真でショットのポイントを確認し、練習しましょう。

・動画


・連続写真

フォアハンドの基本的な打ち方について連続写真でポイントを学びましょう。


フェデラーフォアハンド1

フェデラーフォアハンド2

(1) ボールが飛んできたらすぐに体を横向きにしましょう。

フェデラーフォアハンド3

フェデラーフォアハンド4

(3-4) 左肩を入れて膝を曲げた状態を作りましょう。

フェデラーフォアハンド5

フェデラーフォアハンド6

(5) 体重を後ろに乗せてタメを作りましょう。体重を後ろに乗せることによって、体重移動を使って打つことができるようになります。

フェデラーフォアハンド7

フェデラーフォアハンド8

(8-9) 体重を前に移動しながらラケットを下から上にスイングしましょう。ボールよりも下側からラケットが出るようにしましょう。

フェデラーフォアハンド

フェデラーフォアハンド10

(9) 打点はできるだけ前で取るようにしましょう。ボールに力を伝えやすくなり、威力が出ます。

フェデラーフォアハンド11

フェデラーフォアハンド12

(10) ボールをラケットで弾いた後、ラケットを大きく前に振り抜きましょう。体重が前に乗った状態で、打ち終わるようにしましょう。


・自分で練習するときのアドバイス

<練習のポイント>

 ボールが飛んできたらすぐにラケットを引き、いつでもスイング開始をできる姿勢を作りましょう。
 ラケットを引いた状態で打点まで移動するようにしましょう。上半身を横向きにしてテイクバックを完了させた状態で、足を動かして打点に入るようにしましょう。
 ラケットを下から上にスイングしましょう。フォロースルーではラケットを右肩の上まで振り抜きましょう。
 ボールとラケットが当たるとき(インパクトの瞬間)、ラケット面が地面に垂直な状態で打っているかどうか確認しながら練習しましょう。ラケット面が上を向いているとボールにスライス回転がかかり、ボールがホップしてしまいます。インパクトでのラケット面の角度に注意して練習しましょう。

 


<フォアハンドの基本>

 ボールが飛んできたらすぐにラケットを引きましょう
 ラケットを引いた状態で打点まで移動するようにしましょう
 打点は前でとりましょう
 ラケットを下から上にスイングしましょう


>> 他の選手のショット(お手本)を見る
・チリッチ
・セッピ
・サフィン

A2 膝を使って打とう

動画と連続写真でショットのポイントを確認し、練習しましょう。

・動画

・連続写真

ボールのスピードを上げたい方は、下半身のパワーを利用して打ちましょう。


MRFS11

MRFS22

(1) ボールが飛んできたらすぐに膝を深く曲げてテイクバックを作るように心がけましょう。

MRFS33

MRFS44

(2-3) ボールが体の近くまで飛んできたら、曲げていた膝を伸ばしながら、体を回転させ、スイングをしていきましょう。

MRFS55

MRFS66

(5) 膝を伸ばしながらインパクトしましょう。

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MRFS88

インパクトからフォロースルーにかけて、曲げた膝を伸ばし切りましょう。フォロースルーでボールを押し出すようにスイングして、下半身の力をボールに伝えましょう。


<ボールに威力を出すポイント>

 膝を深く曲げてテイクバックしましょう
 膝を伸ばしながらインパクトしましょう


>> 他の選手の「膝を使ったショット」を見る
・フェデラー
・錦織圭
・クエバス

A3 低いボールの打ち方を学ぼう

動画と連続写真でショットのポイントを確認し、練習しましょう。

・動画

・連続写真

低いボールを、回転をかけずに打つと、ネットを越えてからアウトしやすくなります。回転をかける打ち方を慣れるようにしましょう。ボールを下から上になでるようにインパクトするとボールに縦回転がかかり、ネットを越えてからグッとボールが沈んでアウトしにくくなります。


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(1-2) 低いボールを打つ時は、ボールをできるかぎり落とさずに打つことを心掛けましょう。足が止まってしまい、ボールが落下するのを待ってしまうと、打ち返すのが難しくなります。

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(4) ボールよりも低いところからラケットを出すために、膝を大きく曲げて、上体を低くしましょう。

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(6) 打点が後ろになってしまうと、ボールをただ持ち上げるだけで、威力のあるボールを打つことができなくなります。打点をいつもより前にすることを意識しましょう。

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ラケット面が下を向いてしまうと、ネットしますので、ラケット面を地面に垂直な状態でインパクトをしましょう。

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ボールに回転をかけて打った方がアウトしにくくなります。(10) ボールの下からラケットを出して、ななめ上に振り抜きましょう。
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低い打点でも厚い当たりで強打するためには、膝を曲げて上体をしっかり立てて振り抜きましょう。

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低いボールを持ち上げるときにはスピンをかけて、アウトを防ぎましょう。低い打点でも厚い当たりのトップスピンの打ち方に慣れるようにしましょう。


<低いボールを打つ時のポイント>

 低いボールはできるかぎりボールを落とさないようにしましょう
 ラケットはボールよりも下から出して、ボールを持ち上げるように打ちましょう



>> 他の選手の「低い打点」を見る

・ディミトロフ

A4 高いボールの打ち方を学ぼう

動画と連続写真でショットのポイントを確認し、練習しましょう。

・動画

・連続写真

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(1) 高いボールを打つときは、テイクバックでラケットを高い位置にセットしましょう。

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高い打点で打つときは、ボールを浮かしてしまうとアウトしやすくなります。(4) 山なりのボールを打たないように、上体を少し前かがみにして直線的なショットを打ちましょう。

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(7) 打点が後ろになるとボールをふかしやすくなります。打点をかなり前にして、ボールを押さえ込むようなイメージで打ちましょう。

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打点が高いので、上に振りにくくまります。上に振り抜かず、横に振り抜くようなイメージで打ちましょう。

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高い打点の打ち方は、慣れるまではすごく違和感がありますが、慣れてくると、ネットせずにスピードのあるボールが打てます。まずは高い打点に慣れるように練習しましょう。


・自分で練習するときのポイント

<練習のポイント>

 高いボールを叩くときは、ラケットを高い位置にセットし、コンパクトにテイクバックしましょう。ラケットの引きを最小限に抑えて、上半身のひねりを使って、体幹の力(上半身の回転力)で打つことを心がけましょう。
 打点をかなり前にし、横に振り抜きましょう。高い打点でスピンをかけて打つと失敗する確率が下がります。スピンをかけるときは、フォロースルーでラケットを腰の左側まで振り抜くと、スムーズにスイングしやすくなります。

 


<高いボールを打つ時のポイント>

 高いボールに対しては、ラケットを高くコンパクトにテイクバックしましょう
 打点をかなり前にし、横に振り抜きましょう


 

>> 他の選手の「高い打点」を見る
・錦織圭
・イズナー
・モンフィス
・セッピ
・コールシュライバー
・クーリザン

 

A5 体重移動を学ぼう

動画と連続写真でショットのポイントを確認し、練習しましょう。

動画


・連続写真

基本のスタンスであるクローズスタンスについて学びましょう。クローズスタンスは、体の横向きを作って打つスタンスです。体重移動を使って打ちやすく、ボールコントロールとボールスピードがアップします。


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(1-4) ボールの後ろに右足(軸足)をセットし、右足の前に左足をセットしましょう。ここから体重移動しながら打ちましょう。

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(3) まずは右足に(後ろに)体重を乗せましょう。

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(4-8) 体重を左足に(前に)移動しながらスイングを開始しましょう。

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(8) 体重移動しながらボールをとらえましょう。

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(9-10) インパクト後、打ちたい方向にボールを押し出すイメージで体重移動をしながらフォロースルーしましょう。


・自分で練習するときのポイント

<練習のポイント>

 フォアハンドストロークの軸足は右足であり、右足の踏ん張りでスイングをしましょう。インパクトのときに、軸足(右足)とボールとの距離が離れすぎていると、バランスが崩れてボールにうまく力を伝えられません。軸足である右足をボールの後ろにしっかりとセットし、体重を後ろに乗せて、テイクバックをしましょう。
 スイング開始と同時に体重を前に移動しましょう。体重移動の途中でボールをインパクトし、ボールに体重を乗せるように打ちましょう。ボールを打った後も、体重が前に乗ったかたちで打ち終わるようにしましょう。

 


<体重移動のポイント>

 テイクバックをするときに、横向きを作って体重を右足に(後ろに)乗せましょう
 体重を前に乗せながらインパクトし、フォロースルーしましょう


 

>> 他の選手の「体重移動」を見る
・マレー
・トミック
・ソック

 

A6 ラケットの軌道を学ぼう

動画と連続写真でショットのポイントを確認し、練習しましょう。

動画


・連続写真

ボールに安定感がなくコントロールに自信のない人は、ラケットの軌道を意識してスイングしましょう。背筋を伸ばして、体の軸を中心にして、きれいに体を回転させながらスイングしましょう。ラケットの軌道について、フォアハンドストロークでは、体の軸を中心としてきれいな円を描くようにスイングしましょう。伸ばした腕と一体になったラケットが、体の周りをきれいに回っていくようにイメージしましょう。


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(2) ラケットを高い位置にテイクバックしましょう。

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(4) ラケットを立てて構えると、インパクト時に力強い手首のかたちを作りやすくなります。

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手首の形を変えずにグリップからラケットを出しましょう。

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インパクトで打点は前です。手首をこねて小手先で打たず、腕を少し伸ばして体と一緒にスイングすると、手打ちにならず、上半身の力をボールに伝えやすくなります。

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(10) ボールを打ったあとに、力を抜き、リラックスして振り抜きましょう。

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(12) ラケットは左肩の上まで振り抜きましょう。手打ちにならず、腕を少し伸ばして腕全体でスイングするようにしましょう。

 


<安定したスイングのポイント>

 フォアハンドのラケットの軌道は、体の軸を中心としたきれいな円をイメージしましょう
 体とラケットが一体となってスイングしましょう


 

>> 他の選手の「きれいなスイング」を見る
・フェデラー
・チリッチ
・シモン
・セッピ

 

B1 肩の入れ替えを意識しよう

動画と連続写真でショットのポイントを確認し、練習しましょう。

・動画


・連続写真

ボールに威力が出ない人は、肩の入れ替え(体のひねり戻し)を意識して打っていくと、ボールに威力を出しやすくなります。テイクバックの際に、左肩をぐっと入れるようにしましょう。また、肩を入れるだけでなく、左手を体の横に出るまで伸ばすと、さらにひねりを作ることができます。ただし、ラケットは引きすぎないようにしましょう。


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(2) 相手がボールを打ったらスプリットステップと同時に横向きを作りましょう。(2) ラケットのフロート部分を左手で持ったまま左肩を入れると、ラケットを引きすぎず、良い形になります。

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(3) 左肩を入れて、体重を右足に乗せましょう。左肩と右足を近づけるようにひねると、強力なパワーを生み出すことができます。

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(6) 一気に体を正面に向けて、かなり前でボールをヒットしましょう。

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(7) 右肩をボールにぶつけるイメージでボールを打ち抜きましょう。(8) 打ち終わりには、右肩が前に出る形になります。少しジャンプをしながら打つと体がスムーズに回転します。ジャンプしながら打つことに慣れるようにしましょう。

 


<肩の入れ替えについて>

 左肩を入れてテイクバックしましょう
 右肩をボールにぶつけるようにインパクトしましょう


 

>> 他の選手の「肩の入れ替え」を見る
・フェデラー
・ワウリンカ
・錦織圭
・フェレール
・ナダル
・イズナー
・ベルダスコ

 

B2 フォアハンドのトップスピンを学ぼう

フォアハンドストロークのトップスピンの打ち方を解説していきます。フォロースルーで上に振り抜くことによって回転をかけます。上に振り抜くことができない人は、グリップが薄いか、リストだけでラケットヘッドを回そうとすることに原因があります。

・動画


・連続写真

トップスピンは、インパクトでボールを少しなでるようにし、ボールに順回転をかけましょう。ボールがネットをこえてから、ぐぐっと落ち、アウトしにくくなります。腕全体を使って下から上にスイングし、なでるようにして打ちましょう。


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(2)激しいトップスピンをかけるためには、テイクバックでラケット面を伏せるようにしましょう。

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(4) ボールよりもかなり下側からラケットを出しましょう。

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(6)インパクトでラケットをかぶせず、ラケット面は地面に垂直な状態で当てることを意識しましょう。

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スピンをかけることに慣れないうちは、手首を緩めて手首だけでボールをこすり上げるように打ってしまいがちです。回転はかかりますが、ボールに威力が出なかったり、手首を痛める原因になります。初心者のうちは、手首を使わないようにしましょう。

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腕全体を使ってトップスピンをかけましょう。手首の形が変わらないように手首を固定して下から上にスイングし、なでるようにして打ちましょう。


<トップスピンのポイント>

 初心者のうちはボールをなでるように打ってスピンをかけ、感覚をつかみましょう
 手首を使わず腕全体で下から上にスイングしましょう

 


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・マレー
・ロブレド
・ベルダスコ
・グルビス

C1 フォアハンドのライジングを覚えよう

フォアハンドストロークのライジングについて解説していきます。ライジングは、オープン気味のスタンスでテイクバックするのが基本になります。クローズスタンスしか打てない人は、オープンスタンスで打つ練習をすることによって、ミートできる範囲が広がるので、打点が前後してもスイングすることができるようになります。

・動画

<字幕動画>

<生動画>


・連続写真

ライジングショットは、体の開きを抑えつつ、体重移動を使って、コンパクトにスイングしましょう。下半身の使い方に注目してチェックしましょう。


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(1) テイクバックでは、すばやく横向きを作り、肩を入れて膝を曲げるようにしましょう。(3-4) ラケットは引きすぎず、ラケット面を伏せるようにして構えると、インパクトでの安定感が増します。

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(5-7) ボールがバウンドする前に、スイングを開始していきます。膝を使って、体重移動と一緒にラケットを振り出していきましょう。スイングをしている間は、体の上下移動は最小限に抑えるようにしましょう。

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(8) インパクト直前で、ラケット面は、下向きから徐々に起き上がり、垂直な状態でインパクトします。(9-12) ラケット面は、こねたりせずに、そのまま押し出すように打つことを心掛けましょう。

 


<ライジングのポイント>

 下半身を使ってボールに合わせましょう
 体が開かないようにスイングし、コンパクトにフォロースルーしましょう


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・ジョコビッチ
・アンダーソン
・モンフィス
・クエバス
・サフィン