テニス連続写真の一覧

錦織、ジョコビッチ、フェデラーなどプロテニス選手の連続写真・動画で学習するテニスレッスンサイトです。テニスが上達するためには、ショットの良いイメージを描けるようになるのが効果的です。難易度の高いショットでも、より正確に、よりリアルにイメージを描ける場合は成功する確率が高いです。テニス映像館には、イメージ力アップに効果的なテニス動画・連続写真が豊富に揃えてあります。テニス映像館を活用してイメージ力を磨きましょう。自分の好きな選手のショットはイメージ力アップに効果的です。

フォアハンドストロークの連続写真一覧

1. ノバク・ジョコビッチのフォアハンド強打
2. ロジャー・フェデラーのフォアハンド強打
3. アンディ・マレーのフォアハンド強打
4. スタン・ワウリンカのフォアハンド強打
5. 錦織圭のフォアハンド強打
6. トマーシュ・ベルディヒのフォアハンド強打
7. ダビド・フェレールのフォアハンド強打
8. ミロシュ・ラオニッチのフォアハンド強打
9. マリン・チリッチのフォアハンド強打
10. ラファエル・ナダルのフォアハンド強打
11. グリゴール・ディミトロフのフォアハンド強打
12. ジョー=ウィルフィード・ツォンガのフォアハンド強打
13. ジル・シモンのフォアハンド強打
14-1. ケビン・アンダーソンのフォアハンド強打
15. ダビド・ゴファンのフォアハンド強打
16. フェリシアーノ・ロペスのフォアハンドリターン
17. ジョン・イズナーのフォアハンド強打
18. ガエル・モンフィスのフォアハンド強打
19. トミー・ロブレドのフォアハンド強打
20. リシャール・ガスケのフォアハンドトップスピン
21. レオナルド・メイヤーのフォアハンド強打
22. ロベルト・バウティスタアグートのフォアハンド強打
23. パブロ・クエバスのフォアハンド強打
24. バーナード・トミックのフォアハンド強打
25. アンドレアス・セッピのフォアハンド強打
26. ニック・キリオスのフォアハンド強打
27. ジャック・ソックのフォアハンド強打
28. フィリップ・コールシュライバーのフォアハンド強打
29. ファン・モナコのフォアハンド強打
30. ジェレミー・シャルディのフォアハンド強打
31. マルティン・クーリザンのフォアハンド強打
32. フェルナンド・ベルダスコのフォアハンド強打
33. サム・クエリーのフォアハンド強打
34. ヒャン・チョンのフォアハンド強打
35. テイラー・フリッツのフォアハンド強打
36. カイル・エドモンドのフォアハンド強打
37. バセック・ポスピシルのフォアハンド強打
38. トーマス・ベルッチのフォアハンド強打
39. ジョアン・ソウザのフォアハンド強打
40. ブノワ・ペールのフォアハンド強打
41. アレクサンダー・ズベレフのフォアハンド強打
42. ボルナ・チョリッチのフォアハンド強打
43. アンドレイ・クズネツォフのフォアハンド強打
44. ドミニク・ティエムのフォアハンド強打


バックハンドストロークの連続写真一覧

1. ノバク・ジョコビッチのバックハンド強打
2. ロジャー・フェデラーのバックハンド強打
3. アンディ・マレーのバックハンド強打
4. スタン・ワウリンカのバックハンド強打
5. 錦織圭のバックハンド強打
6. トマーシュ・ベルディヒのバックハンド強打
7. ダビド・フェレールのバックハンド強打
8. ミロシュ・ラオニッチのバックハンド強打
9. マリン・チリッチのバックハンド強打
10. ラファエル・ナダルのバックハンド強打
11. グリゴール・ディミトロフのバックハンド強打
12. ジョー=ウィルフィード・ツォンガのバックハンド強打
13. ジル・シモンのバックハンド強打
14. ケビン・アンダーソンのバックハンド強打
15. ダビド・ゴファンのバックハンド強打
16. フェリシアーノ・ロペスのバックハンドスライス
18. ガエル・モンフィスのバックハンド強打
19. トミー・ロブレドのバックハンド強打
20. リシャール・ガスケのバックハンド強打
22. ロベルト・バウティスタアグートのバックハンド強打
23. バーナード・トミックのバックハンド強打
24. フィリップ・コールシュライバーの片手バックハンド強打
25. ファン・モナコのバックハンド強打
26. ファビオ・フォニーニのバックハンド強打
27. ギリェルモ・ガルシアロペスのバックハンド強打
28. エルネスツ・グルビスのバックハンド強打
29. ブノワ・ペールのバックハンド強打
30. ドミニク・ティエムのバックハンド強打
31. アレクサンダー・ズベレフのバックハンド強打
32. ボルナ・チョリッチのバックハンド強打
33. テイラー・フリッツのバックハンドアプローチ
34. カイル・エドモンドのバックハンド強打
35. ヒャン・チョンのバックハンド強打
36. トーマス・ベルッチのバックハンド強打
37. バセック・ポスピシルのバックハンド強打


サーブの連続写真一覧

1. ノバク・ジョコビッチのサーブ
2. ロジャー・フェデラーのセカンドサーブ
3. アンディ・マレーのサーブ
4. スタン・ワウリンカのフラットサーブ
5. 錦織圭のスピンサーブ
6. トマーシュ・ベルディヒのフラットサーブ
7. ダビド・フェレールのファーストサーブ
8. ミロシュ・ラオニッチのサーブ
9. マリン・チリッチのサーブ
10. ラファエル・ナダルのサーブ
11. グリゴール・ディミトロフのサーブ
12. ジョー=ウィルフィード・ツォンガのサーブ
13. ジル・シモンのサーブ
14. ケビン・アンダーソンのサーブ
16. フェリシアーノ・ロペスのサーブ
17. ジョン・イズナーのフラットサーブ
18. ガエル・モンフィスのサーブ
19. トミーロブレドのサーブ
20. リシャール・ガスケのサーブ
21. ニック・キリオスのサーブ
22. ギリェルモ・ガルシアロペスのサーブ
23. ロベルト・バウティスタアグートのバックハンド強打
24. フィリップ・コールシュライバーのスピンサーブ
25. バーナード・トミックのサーブ
26. イボ・カルロビッチの高速サーブ
27. エルネスツ・グルビスのサーブ
28. ブノワ・ペールのファーストサーブ
29. アレクサンダー・ズベレフのスピンサーブ
30. ダニエル太郎のセカンドサーブ
31. テイラー・フリッツのスピンサーブ
32. バセック・ポスピシルのスピンサーブ
33. ボルナ・チョリッチのサーブ
34. ヒャン・チョン(Heyon Chung)のサーブ

1. ノバク・ジョコビッチのバックハンド強打

ジョコビッチのバックハンドは非常に安定感があり、かつ攻撃力もあります。バックハンドストロークはジョコビッチの勝負強さの秘訣です。テイクバックで右肩をしっかりと入れて身体をひねり、同じフォームからクロス、ストレート、アングルに打ちますので、相手は最後までコースを読めず、反応が遅れます。インパクトでの捉え方に特徴があり、インパクトが非常にソフトで柔らかい。しっかりとラケットでボールを捉えつつ強打します。ガットの上にしっかりとボールを乗せて打ちます。手首をこねるような動きが少なく、ラケット面の動きが非常に安定しています。インパクト前後でラケット面を狙う方向に押し出します。インパクトを点でとらえず、線でとらえる打ち方をしているため、打点が少しずれても、安定して強打できます(インパクトを点でとらえず、線でとらえるところは、ジョコビッチのフォアハンドにも共通する部分です)。ボールはインパクトの最後までしっかりと見ています。左手中心のバックハンドでシャープに振り抜きます。全体的にリラックスして打つので身体の使い方がうまく、身体の近くに来たボールを、身体を逃がしながら打ったり、遠くに来たボールを、腰を曲げながら打ったりするのも、安定感を損なわず柔軟に対応しています。

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ジョコビッチのバックハンドの更なる特徴が、高い打点です。しっかり振り抜くことができます。テイクバックでラケットを立て、高い位置にセットし、右肩を下げて構えます。インパクトで、狙った方向にラケット面を押し出すような動きが大きいので、ボールをしっかりとコントロールできます。フォアハンドのように、高い打点からアングルにスピンをかけて打つことができます。さらに、フラット系でストレートに強打することもできます。しっかりと腰が入っており、身体の回転力を使って打ちますので、ボールはよく伸びます。さらに、ナチュラルな回転がかかっているため、ライン際でボールが鋭く落ちます。コートカバーリングもうまく、相手に厳しいボールを、両足をいっぱいに開いてスライドしてボールを返球します。柔軟性の高いジョコビッチならではのショットと言えるでしょう。リターンがうまく、天才的な才能を発揮します。とにかく面を合わせるのが上手い。タイミングを合わせるのも抜群に上手い。ライジングの打ち合いにおいて、早いタイミングで打つことにも長けています。ライジング気味にアングルに打つことだって出来てしまいます。強いボールを打つことができるのに、あえて打たない、そんなシーンが多いです。相手にコートの深いところにボールを打たれても、全く動じずに、角度をつけてアングルに打ったり、ストレートへカウンターをするのは相手にとって脅威であろう。バランス感覚が非常によく、コートを走り回りボールを返球している足の使い方を見ていると、フィギュアスケートの選手が氷上をスライドするような、なめらかさを感じるときがあります。姿勢は崩れているのに身体の軸がまったくブレず、足は地面をしっかり捉えている。ストレートに強打する際、まれにボールをひきつけすぎて、サイドを割るときがあります。課題があるとすれば、リターンでの攻撃です。ジョコビッチほどの技術があれば、もっとリターンで攻撃できるはずです。今は、そうしなくても勝つことが出来るから問題ありませんが、グランドスラムでのタイトルをさらに取るためには、必要になります。


<違う角度から見たジョコビッチのバックハンドストローク>

2. ロジャー・フェデラーのバックハンド強打

フォームの美しさが光るフェデラーのバックハンドストローク。片手打ちバックハンドの一般愛好家の中には、フェデラーの打ち方を真似してみた人も多いのではないだろうか。フェデラーほど相手の逆をつき、相手にショットを読ませず、相手にリズムを作らせないストローカーはいません。フェデラーは、同じフォームから深いショット、浅いショット、ショートアングル、フラット系強打、ライジング強打、コースを打ち分けます。フェデラーは最近ではアプローチショットでバックハンドストロークのストレートを使ってきます。バックハンドストロークを攻撃的なショットとして使うようになっていますが、以前は長年ずっとバックハンドが課題とされていました。それでもフェデラーは勝つことができていました。バックハンドを直す必要がなかったのかもしれません。スライスでいなすテクニックは以前からありましたが、ストレートにカウンターで強打するようなことはありませんでした。そうしなければ、ならないほどフェデラーは追い込まれているということでしょう。今でも進化は続けています。

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テイクバックが非常にコンパクトです。フォアハンド同様ラケットをあまり引きません。テイクバックで少しラケット面が上を向き、身体の近いところでセットします。インパクトにおける手首とラケットの形を、テイクバックでラケットを引いたときに作ります。そのまま手首の形を作ったまま一気に前方にラケットを振り出します。相手のボールが自分の打点に入るまでの時間感覚がすごく優れているのでしょう。インパクトにむけてタイミングを合わせるのが上手いです。インパクトのタイミングに合わせて、ラケットを打点まで持っていき、左手を後ろに引きながら、打点をかなり前で、体重を前に乗せて打ちますので、ボールに負けず、相手のスピードボールを利用して、最小限の動きで最大限の効率よく打ち返す。ストレートに打つときは、インサイドからアウトサイドにスウィングしますので、テイクバックで右手が胸に触れそうなほど、身体に巻きつけます。バックハンドストロークで時折見せるストレートへのフラット系ショットは芸術的です。調子が良いときは、入りますが、このショットが入らなかったために、逆転されるケースもあります。オープンスタンスで打つことはあまりありませんが、スローズスタンスで前方にステップインして強打します。アングルへのスピン系強打は強烈です。相手は一瞬ネットかと思うくらいネットの近いところを通してアングルへ強打するので、相手は反応できません。身体の回転を活かして打ちますし、早いタイミングで打ち合うことができます。超速サーブを片手バックハンドでリターンで合わせます。リターンエースを取るのを何度も見たこともあります。バックハンドスライスリターンも得意です。少し前まではバックハンドスライスのドロップリターンを使うこともあったが、2015年はあまり見られませんでした。相手の強打をかわすバックハンドスライスショット、コートカバーリングが優れているのはバックハンドスライスが大きい。高い打点、低い打点、速い打点、すべて返球することができます。しかし、相手にミスをさせたり、相手からエースをうばうことができませんので、使用するタイミングが重要です。
近年ではバックハンドスライスが狙われて、強打されることもあります。対ジョコビッチ戦、対ナダル戦では、いずれもバックハンドスライスを狙われています。ジョコビッチ戦ではクロスへのバックハンドスライスを、ストレートへバックハンドフラット系ショットで決められることもあります。対ナダルでは、スライスのアプローチがことごとくパッシングされてしまいます。クロスに打ったスライスをストレートに強打されるシーンが目立ちますが、それに対抗して、フォアハンドのランニングショットでカウンターをする戦術を持つこともあります。ただ、ジョコビッチ戦やナダル戦では、そのカウンターをさらに厳しい強打を返されることもあります。ラリー戦で優位に立つシーンが少なくなってきています。


<違う角度から見たフェデラーのバックハンドストローク>
<2方向から見た(前からと左から)フェデラーのバックハンドストローク>

3. アンディ・マレーのバックハンド強打

マレーのバックハンドはきれいなフォームをしており、威力を出すのに適したフォームをしています。リターンでは、右肩をしっかりと入れ、前に踏み込みながら、スウィングを開始します。右肩をしっかりと入れた時点で、この形を作れていれば、どんなボールが来ても、打ち返すことができるという構えができています。ラケットの面作りがうまく、ボールに合わせて打ち返すのが上手い。

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基本はカウンタータイプです。マレーのフォアハンドは多少力みが見られるシーンがありますが、バックハンドでは力むことが少なく、柔らかさがあります。体重移動、身体の回転、スウィングがスムーズで全てバランスよく使っています。テイクバックで右肩をぐっと入れ、左肩よりも右肩を下げて体重を前に乗せたスウィングしてます。テイクバックでは、さらに腰をかなり入れ、上半身のひねりをうまく使います。高い打点の強打がうまく、特に、高い打点からアングルのクロスに強打するのが得意です。5,6年前のナダルと戦うときは、ナダルのヘビートップスピンをバックハンドの高い打点でアングルに打ち抜いてナダルを圧倒していました。スウィングスピードを加速させるのがうまく、腕力に頼らず、球速を上げることができますので、アンフォースドエラーが少ないです。サイドに厳しいボールを打たれたときでも、うまく軸足を外に飛ばしながら打つことができ、コートカバーリングも優れています。パッシングもうまいです。ミスなく強打し続けられる技術に長けています。相手がバックハンド側に打った強打に対する返球もうまく、合わせて打つこともできます。強打を強打で返す場面も多いが、マレーにとっては強打しているつもりはない。相手のボールに負けない強い支えを作ることができます。
バックハンドのストレートへの強打で、サイドアウトする場面があります。マレーは身体の疲労の影響がモロにショットに出る場面も多い。常に全力で立ち向かうタイプなため、メンタル的な器用さはそれほど持ち合わせていない。以前は、攻めが遅くミス待ちテニスをするため勝ち切れなかったり、自分より上位の選手に勝つことも少なかったが、今は攻め中心のテニスをするようになっています。セカンドサーブを狙われることも多く、サービスキープが少し課題だが、相手のサービスをブレイクする場面も多い。強打もできるし、アンフォースドエラーも少ない。足が速いからコートカバーリング能力も高い。今後は、より変化をつけたプレーも必要だろう。バックハンドの高い打点のアングルへの強打をもっと見たい。打てるはずだが打たない。そこまでして無理やりエースを狙う必要がないからかもしれないが、さらに勝率を上げるためには必要だろう。ジョコビッチとは幼いころからのライバルでこれまで何度も戦ってきた。今後の戦いにも期待したい。


<違う角度から見たマレーのバックハンドストローク>

4. スタン・ワウリンカのバックハンド強打

ワウリンカのバックハンドストロークは強烈。下半身のパワーを活かすためにタメを十分に作って打ちます。ストローク戦で打ち負けず、相手のボールに押されるどころか、さらに重いボールを打ち返すことができます。速いテンポのラリー中でも大胆にタメを作って打ちます。他のどのプレーヤーよりもボールは重い。バックハンドでトップスピンをかけるのも得意です。相手の調子を狂わせるようなチェンジオブペースを仕掛けたり、ミスを誘ったり、ラリーのリズムを変えたりするようなショットはあまり使わず、あくまでパワーで押し切るのがワウリンカのテニスです。
クロスでもストレートでも打つときに身体を大きく開いて打つのが、ワウリンカの特徴です。クロスに打つ際には、打点をかなり前にします。フォロースルーでは、左手を大きく後ろに引いて、身体の回転を抑えるので、バランスが崩れにくいです。ストレートにカウンターを打つ際に、打つ方向にラケットを押し出すように打つのではなく、思い切って振ったスウィングの中で微妙にタイミングを遅らせて、打点を遅らせることによって、方向を打ち分けます。しっかりとラケットを振り抜くためクロスに打つようなフォームになっているので、相手はコースを読むことができず、反応できません。通常ストレートに打つ際には、スウィングはインサイドからアウトサイドへの軌道になりますが、ワウリンカはスウィングの軌道を変えずに打点を遅らせることによって、ストレートに打ちます。
ラケットスウィングと上半身の使い方のしっかりとした「型」を持っています。打点まで身体を持っていくだけ、という感じ。ストロークの打ち合いのなかで、同じスウィング、同じスウィングスピード、同じフォームで打つために、強烈なスピードがあるにも関わらず、ミスせず強打できます。カウンターのバックハンドストロークも上手い。強打をしようとラケットのスウィングスピードを速くしているにも関わらず、ラケット面が安定しています。低い打点の強打がうまい一方で、高い打点の強打が課題です。高い打点の強打のコントロールが難しいため、ワウリンカの腕力を持ってしても、後ろに下がって後方からの強打をよく使います。リターンやディフェンスをする際にスライスを多用します。フォアハンドでもスライスを使います。確実に返すときと、エースを取りに行くときとのメリハリを効かせたプレーをします。

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2015年全仏でのストロークは圧巻でした。ジョコビッチを完全に上回りました。ストロークで試合序盤はミスが出ていたものの、試合中盤から終盤にかけて威力とコントロールがともに完璧でした。あの鉄壁のディフェンスを持つジョコビッチを押し切りました。振り抜いたときのバックハンドの威力は本当に凄まじいものがあります。スマッシュを打っているかのような破壊力があります。最も得意なサーフェスはクレーコートだろう。コーチのノーマンの影響も大きい。以前はソダーリングのコーチだった。強打を教えるのがうまい。
速いテンポのライジング打ち合いなどで動きながら打つ場合に、下半身の使い方が硬いために、動きながら打つときに少しミスが出ます。止まってタメて打つのが得意な分、苦手かもしれません。課題といえば、ラリーでペースを握っているときの強打は安定していますが、自分のリズムを掴めないときでも強打ではミスをしてしまう。自分の調子を上げるためには、ある程度ラリーで打ち合いをし、打ち合いの中で、決める、というプレイスタイルである。ペースのない戦いの中でも、強打で決めることができれば、今後さらに強くなっていくだろう。フェデラーはリズムがない中でも強打できる。短期決戦で決めることができる。相手に攻めるチャンスを与えずに、決め切ることができる。ワウリンカが身につけるべき技術であろう。


<違う角度から見たワウリンカのバックハンドストローク>

5. 錦織圭のバックハンド強打

錦織圭のバックハンドはコントロール能力が抜群に高い。錦織のバックハンドのコントロール能力の高さの秘訣は、身体と腰の回転を抑え気味で打つことにある。また、リストをよく使うのも錦織の特徴である。手首をよく曲げ、インパクトにむけて、インパクト直前で一気に手首を返すようにして、スウィングスピードを加速させていく。また、錦織圭はバックハンドストロークで、ボールを合わせてラケット面を作って打つのが上手い。トップ選手なら皆、ボールに合わせる技術は高いが、錦織ほど自然体でこなせる選手はいない。フェデラーが両手バックハンドだったら、おそらくそういう打ち方をするだろう。錦織のバックハンドは安定感が抜群に高い。ラリー戦におけるバックハンドの打ち合いでは、ライジングでストレートに流しつつ、エースを取ることもできます。また、深いボールを後ろに下がりながらでも、強打できるのは錦織の技術の高さを表しています。ストレートへの強打も上手い。狙い澄ましたストレートへの強打は対戦相手が分かっていても、取れない。ベースラインの内側に入って一歩前に踏み込んで強打するから、相手はディフェンスにまわる暇がない。速いタミングがうまいから、カウンターもうまい。ライジング気味にショートクロスに打つのも得意で、パッシングでよく使います。特に、リターンはうまい。テイクバックが非常に小さく、フォロースルーを全くせず、インパクトにラケット面をセットし、ライジングでさばく。アドバンテージサイドで、バックハンド側に来たボールをストレートに強打することができます。

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バックハンドでの打ち合いでは、ジョコビッチと並ぶ技術力の高さがあります。ジョコビッチと異なるのはストレートへの強打の頻度です。錦織は、打てばエースになるときにしか打ち込みません。しっかり肩を入れて踏み込み、自分の打点に入れたときしか打たない。相手のショットにスキがあるときのみに打ちます。ジョコビッチは、相手のボールに威力があろうと、ストレートに打ち込みます。錦織は、今後、様々なシチュエーションでも、ストレートに強打できるようになるのも課題だろう。
また、今後は、さらに球速のあるボールを打つ必要があるだろう。厚い当たりで、今よりスピンをかけたスピードボールを打つ必要があります。今の試合展開よりもウィナー数を増やし、相手をベースラインの後ろに下げる必要があるだろう。錦織のバックハンドのコントロール能力の高さの秘訣は、身体と腰の回転を抑え気味で打つことにあるが、今後さらなるレベルアップを図るためには、体幹を含めて全身を使った強打をする必要がある。リストをよく使うことでスウィングスピードは上がり回転をかけられるが、ボールの重さはそれほど重くならず、相手のミスを誘うほど脅威にならない。


違う角度から見た錦織圭のバックハンドストローク強打

6. トマーシュ・ベルディヒのバックハンド強打

ベルディヒのバックハンドは、お手本のようなフラット系バックハンドです。ミスが少なく、しかもスピードがあります。ただ、早いタイミングで打って攻撃的なプレーをするようなことはしません。あくまで最大の武器であるフォアハンドを活かすためのショットです。テイクバックもフォロースルーもコンパクトで、「面」を作るのがうまく、合わせて打ち返しています。フットワークもよいため、コートカバーリングが優れている。遠く離れたボールは、軸足を外側に飛ばしながら打つ。打った後の戻りも速いです。しっかりと引きつけて打つオーソドックスなスタイルです。また、低いボールはしっかりと膝を曲げて打ちます。振り子のようなスウィングで、スウィングスピードに加速をつけます。バックハンドの丁寧さはトッププロの中で一番です。相手と真正面から勝負をし、正々堂々戦うという言い方がぴったりのプレースタイルです。

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基本を徹底しており、テイクバックが早く、相手のボールに負けることがありません。打点までしっかりと移動して、止まって打ちます。ストレート、クロスへの打ち分けもうまい。カウンターもうまい。アグレッシブに攻めることも少ない。クローズスタンス・オープンスタンス両方をこなします。両手バックハンドだが、高い打点で打ち込むシーンをあまり見かけない。特別スピン量が多いわけではありませんが、あくまでアンフォースドエラーを最小限に抑えたプレーを心がけています。フォアハンドの回り込みを多用するため、バックハンドでは相手のバックハンド側を狙う。バックハンドでスライスやドロップショットを使用する場面もそれほど見かけない。
ときには、バックハンドのフラット系ショットでアプローチをするときもあります。超攻撃的なプレーをします。自分よりストローク力の低いプレーヤーに負けないプレースタイルで堅実なプレーをする。繊細で神経質な性格のベルディヒだが、バックハンドは安定感が非常に高いです。バックハンドで非常に安定しているからこそ、フォアハンド・サーブでかなり攻められる。完全にショットに役割分担しており、ショットを使い分けています。


<違う角度から見たベルディヒのバックハンドストローク>

8. ミロシュ・ラオニッチのバックハンド強打

ミロシュ・ラオニッチのバックハンドショートクロス:相手に攻め込まれた時のカウンターショット。シングルスプレーヤーには必須のショットである。ポイントは、姿勢を低くし、低い姿勢を保ったままスイングこと。両手打ちバックハンドのショートクロスは、ラケットを振り抜かないのもポイント。ラケット面を作って、フォロースルーでラケットを止める。トップスピンをかけてショートクロスに打つ際にも、リストを使ってスピンをかけるが、フォロースルーで前に振り抜かない。ラケットを立て気味にインパクトすると、クロスに角度をつけやすい。相手の足元に落とし、相手のボレーを浮かせて、次で決めるのが狙いなので、打った後にすぐにネット方向にダッシュできる姿勢を作る。右足に体重を乗せて打つが、打った直後に、左足を外側に踏み出し、左足で地面を蹴って、次のボールへダッシュする。

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<違う角度から見たラオニッチのバックハンドストローク>