アンディ・マレーのサーブ:ヒザを曲げたままトスを上げることで、トスが安定しやすいフォームになっている。トスを上げた直後に、右足を左足の横にセットすることで、下半身と上半身でねじれを作っている。フォワードスイングで大きく胸を張っており、その張りをキープしたままインパクトまで体を回転している。グリップエンドからラケットが出ていき、インパクト直後に完全にラケットヘッドが返っている。近年、セカンドサーブが回転過多になりがちで、叩かれるシーンが目立っていた。今年に入りグリップを変えてサーブを改良したと、ブラッドギルバードが言っており、2016年の全豪オープン以降セカンドサーブのポイント奪取率が上がっている。