19. トミーロブレドのサーブ

トミーロブレドのスピンサーブ:クレーコートで存在感を示すロブレドのセカンドサーブ。グランドスラム常連プレーヤーで、若手の登竜門。確かな技術と、最高のフットワークを武器にコート中をかけまわり、泥臭いプレーで勝ちを拾っていく。そのロブレドの得意とするサーブがスピンサーブである。勝負所では、相手のフォアサイド側に打ち込み、確実にポイントにつなげる。そのスピンサーブのポイントは、「反り」である。スピンサーブはボールを下から上にこすりあげるので、体の反りを使う。体の反りによって肩をタテに回転させ、ボールに強烈なスピンをかける。両足の位置はベースラインとなるべく平行にするのも大切。テイクバックでラケットが頭の後ろにきたとき、上に伸びた左腕と、対照的に下げた右腕が一直線になり、しかもそれが地面に垂直になる。両膝は深く沈め、左足に体重を乗せる。右足を真上にこすりあげ、体を打点に向かって伸び上がらせる。同時に、左腕をおろすときに左腹筋を使って上体のひねりを戻す。左腹筋を使うためには、右足を大きくはね、右腹筋を開放させる。

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