トミー・ロブレドのバックハンド強打:片手バックハンドは、右足を中心とした回転運動で打つ。インパクトからフォロースルーにかけて、右足をピンと伸ばしながらスイングすることで、ラケットを上方向に振り上げる力を得ている。フォロースルーが大きく前方に伸びている点に注目したい。ボールに回転とスピードを両立する工夫が見られる。スピンを多くかけているが、フォロースルーでラケット面をかぶせるようにしていないのもポイント。
(1)動画
(2)連続写真
<片手バックハンドストロークの基本ポイント>
テイクバック、ボールの打ち方:
スプリットステップからサイドステップ、ボールの後ろに軸足を入れボディターンを行おう。テイクバックはボデイxターンと同時に行い、スクエア気味にステップイン。前足に体重を乗せ、ボールをヒットしよう。ただ、片手バックは打点が遅れやすいので、打球の方向を確認したら早めにテイクバックをしよう。自分のコートにバウンドしてからテイクバックしていたのでは、打点が窮屈になり振り遅れやすい。
フォロースルー:
打球方向に大きく振り出そう。左手でバランスをとれば、胸を広げ前のめりになるのを防ぐことができる。