7. ダビド・フェレールのフォアハンド強打

ダビド・フェレールのフォアハンドの安定感は抜群、特に下半身の安定感は抜群である。右肘でラケットを押し込むような動作が特徴的である。身体のバネを使って、ジャンプしながら打つ強打は、小柄な選手ながら強烈。ラリー戦での回り込みフォアハンドを得意としている。打ちやすいところまで移動するフットワークが速く、下半身を利用してリズムよく打ち込む。テイクバックでのラケットの引きは小さくコンパクトだが、しっかりと左肩を入れてテイクバックしており、フォロースルーでは右肩が大きく前に出る。ボールをよく引きつけて打つため、相手はコースを読めず、エースになることが多い。高い打点の強打が得意で、下半身の力を使ってボールに全体重を乗せて打ち込む。
ショットのインパクトで毎回、声を出しながら打つ。クレーコートでの戦いでは、ラケットヘッドを大きく回転させて、スピンを多めにかける。

DFFS2

DFFS1

DFFS3

DFFS4

DFFS5

DFFS6

DFFS7

DFFS8


<違う角度から見たフェレールのフォアハンドストローク強打>