基本に忠実でお手本のようなスウィングしています。フォームが非常にきれいで、身体の軸がしっかりして、力みが少なく、脱力している。
身体の軸を中心に、両肩がきれいに左右対象に回転します。上半身の使い方に目がいくが、しっかりと下半身を使っており、体重移動がスムーズ。打つときに、しっかりと体重が前に乗っている。手のひらでボールをなでるようなインパクトになっている。無駄なくスムーズにインパクトしており、インパクトで力がしっかり伝わっています。腕を少し伸ばした1番力が伝わりやすいところで、打っている。
ボールにスピンをかけすぎず、ナチュラルなスピンがかかっています。フォロースルーで打ちたい方向に大きくラケットを押し出す。
打点の範囲が少し狭いため、少しタイミングがずれたり、思ったよりボールが変化してきたときにアンフォーストエラーが出る場合がある。
インパクトからフォロースルーにかけて、フォアハンドストロークの良いイメージを描くのに参考にしましょう。
カテゴリー: お手本
25. アンドレアス・セッピ
非常に安定した堅実なフォアハンドストロークを持ち、無理、無駄、無茶をしないセッピ。
テイクバックはコンパクトで、早いタイミングの打ち合いが得意で、ハードコートでのプレーが光る。
トップスピンも自在にかけることができる。1発の破壊力は他の選手に比べて劣るが、威力以上に、多くのメリットがある。
非常に脱力をして打つのも特徴的で、インパクトですらあまり力を入れていない。
テイクバックでラケット面を伏せており、スピン主体のスウィングで、コントロールを重視している。
スウィングが安定しており、再現性が非常に高いが、球種などのバリエーションは少なめ。
変化をつけて相手を崩すというよりは、堅実に、たんたんと強いボールをコーナーに打ち続けて攻め勝つプレイスタイル。